【液タブと板タブ】結局どっちがいい?後悔しない選び方のポイント|2025年版・初心者向け徹底比較

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【2025年版】液タブ vs 板タブ どっちがいい?プロが5つの違いを徹底比較!初心者へのおすすめも紹介

  1. 【結論ファースト】あなたに最適なのはどっち?30秒でわかる診断チャート
    1. 【Aタイプ】のあなたには… 液タブがおすすめです!
    2. 【Bタイプ】のあなたには… 板タブがおすすめです!
  2. なぜ悩む?液タブと板タブ、5つの本質的な違いを徹底比較
      1. 【液タブ】◎ 直感的でアナログに近い
      2. 【板タブ】△ 慣れが必要
      3. 【液タブ】△ 高価(3万円〜数十万円)
      4. 【板タブ】◎ 安価(5,000円〜)
      5. 【液タブ】△ 広いスペースが必要
      6. 【板タブ】◎ 省スペース
      7. 【液タブ】△ 猫背になりやすい
      8. 【板タブ】◎ 正しい姿勢を保ちやすい
      9. 【液タブ】○ 初期の上達は早い
      10. 【板タブ】○ 最初の壁を越えれば同じ、むしろ効率的
  3. 【2025年版】これを買えば間違いない!初心者におすすめの鉄板モデル
    1. 初めての液タブにおすすめモデル3選
      1. 【王道・安心感】Wacom One 液晶ペンタブレット 13
        1. ワコム直営店限定モデル Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch USB-C Cable DTH134W0D
      2. 【コスパ・性能】XPPen Artist 12セカンド
        1. 【日本限定】XPPen 液タブ Artist 12セカンド 豪華版 X3チップ搭載ペン…
      3. 【大画面・低価格】HUION Kamvas 16 / 22 Plus
        1. HUION 液タブ 液晶タブレット Kamvas 16(Gen 3) 15.8型…
        2. HUION 液タブ Kamvas22 Plus 液晶ペンタブレット 21.5型…
    2. コスパ最強の板タブおすすめモデル3選
      1. 【THE・定番】Wacom Intuos Small / Medium
        1. 【Amazon.co.jp限定】 Wacom(ワコム) ペンタブレットIntuos Smallワイヤレス…
        2. 【Amazon.co.jp限定】ワコム ペンタブレット Wacom Intuos Mediumワイヤレス…
      2. 【超低価格】XPPen Deco Mini7 / Deco L
        1. XP-PEN ペンタブレット Deco Mini 7W
        2. XPPen ペンタブ Deco LW ワイヤレス Bluetooth対応…
      3. 【Bluetooth対応】HUION Inspiroy Dial 2 / Giano
        1. HUION ペンタブ ペンタブレット Inspiroy 2 10.5 x 6.56インチ…
        2. HUION ペンタブレット 板タブ 13.6×8.5インチ Inspiroy Giano…
  4. 【プロの視点から】よくある質問に最終回答
    1. 結局、絵が上手くなるのはどっちですか?
    2. プロの漫画家やイラストレーターは、どっちを使っている人が多い?
    3. 最初は安い板タブで始めて、後から液タブに移行するのはアリですか?
  5. まとめ:最高の相棒を見つけて、お絵描きライフを楽しもう
  6. 参考文献

【結論ファースト】あなたに最適なのはどっち?30秒でわかる診断チャート

詳細な比較に入る前に、まずは簡単な診断で、あなたがどちらのタイプに近いのかを探ってみましょう。直感で「Yes/No」に答えてみてください。

Q1. デジタル機材の予算は「5万円以上」確保できる?

YES → Q2へ
NO → Bタイプへ

Q2. これまでアナログ(紙とペン)で絵を描く経験が豊富?

YES → Aタイプへ
NO → Q3へ

Q3. PC作業をする際、つい猫背になってしまいがち?

YES → Bタイプへ
NO → Aタイプへ

【Aタイプ】のあなたには… 液タブがおすすめです!

予算が許すなら、アナログに近い直感的な描き心地の液タブが、あなたの創作意欲を加速させます。手元を見ながら描くことに慣れていれば、スムーズにデジタル作画に移行できるでしょう。

【Bタイプ】のあなたには… 板タブがおすすめです!

コストを抑えつつ、省スペースで始められる板タブが最適です。正しい姿勢を保ちやすく、長期的な身体への負担も軽減できます。「慣れ」さえ乗り越えれば、最強のコストパフォーマンスを発揮します。

さて、あなたのタイプはどちらでしたか?これはあくまで簡易診断です。次のセクションから、なぜこのような結論になるのか、その根拠を深く、詳しく解説していきます。

なぜ悩む?液タブと板タブ、5つの本質的な違いを徹底比較

両者の違いを、①描き心地 ②価格 ③設置スペース ④姿勢と健康 ⑤上達速度という、初心者が最も気になる5つのポイントで、徹底的に比較・解説します。

1.描き心地:「紙に近い直感」vs「慣れと効率」

【液タブ】◎ 直感的でアナログに近い

画面に直接ペンで描くため、紙に描く感覚に非常に近く、初心者でも直感的に操作できます。線の位置を正確に把握しやすく、アナログからの移行もスムーズ。ただし、製品によってはペン先と実際の描画位置にわずかなズレ(視差/パララックス)が生じたり、ガラス面に描く特有のツルツル感があったりします。

【板タブ】△ 慣れが必要

手元(板)でペンを動かし、視線は正面のPCモニターに向けます。この「手と目の動きが分離する」感覚(ハンドアイコーディネーション)に慣れるまで、1週間〜1ヶ月程度の練習が必要です。しかし、一度慣れてしまえば、顔を上げることで全体図を常に把握しながら描け、拡大・縮小などのショートカット操作もスムーズに行えるため、作業効率が高いというプロも多いです。

2.価格:「大きな初期投資」vs「圧倒的な低コスト」

【液タブ】△ 高価(3万円〜数十万円)

ディスプレイを搭載しているため、構造が複雑で高価です。初心者向けとされる13インチクラスでも安くて3万円前後、プロが使うような22インチ以上になると10万円を超えるのが一般的。趣味として続くか分からない段階での初期投資としては、大きなハードルになります。

【板タブ】◎ 安価(5,000円〜)

シンプルな構造のため、非常に安価です。初心者向けの定番モデルであれば、1万円前後で十分な性能のものが手に入ります。とりあえずデジタルイラストを試してみたい、という方にとって、これ以上ないほどの低コストで始められるのが最大の魅力です。

3.設置スペース:「机を占領」vs「コンパクト収納」

【液タブ】△ 広いスペースが必要

液タブは「3台目のモニター」を置くようなものです。13インチでもA4用紙2枚分程度のスペースを専有し、キーボードの置き場所にも工夫が必要です。PCモニターと合わせてデュアルディスプレイ環境にするのが一般的で、ある程度広い机がないと手狭になります。

【板タブ】◎ 省スペース

板タブ本体は薄い板なので、使わない時は本棚に立てかけたり、PCの下に滑り込ませたりと、収納が非常に容易です。限られたデスクスペースを有効活用したい方や、ミニマリスト志向の方には最適です。

4.姿勢と健康:「猫背リスク」vs「理想的な姿勢の維持」

【液タブ】△ 猫背になりやすい

紙に描くのと同じように、どうしても手元を覗き込む姿勢になるため、長時間作業すると猫背やストレートネック、肩こりの原因になりやすいです。角度調整ができるスタンドや、モニターアームの活用が必須となります。

【板タブ】◎ 正しい姿勢を保ちやすい

視線は常に正面のPCモニターに向けられるため、モニターの高さを適切に調整すれば、背筋を伸ばした理想的な姿勢で作業を続けられます。腰痛や肩こりに悩む人にとって、これは非常に大きなメリットです。

5.上達速度:「初期の上達は早いが…」vs「最初の壁を越えれば…」

【液タブ】○ 初期の上達は早い

直感的に描けるため、操作に悩む時間が少なく、純粋に「絵を描く」こと自体に集中できます。そのため、特に初心者のうちは「上達が早い」と感じやすいでしょう。

【板タブ】○ 最初の壁を越えれば同じ、むしろ効率的

最初の「慣れ」の期間は、線が思うように引けず、もどかしい思いをします。しかし、この手と目の協応(ハンドアイコーディネーション)は一度習得してしまえば忘れません。ショートカットキーを多用した効率的な作画フローを確立しやすく、結果的に液タブ以上のスピードで描けるようになるプロも多数存在します。絵の上手さの最終到達点は、どちらのデバイスを使っても変わりません。

【2025年版】これを買えば間違いない!初心者におすすめの鉄板モデル

理論は分かったけど、具体的にどの製品を選べばいいの?という声にお応えし、各メーカー(Wacom/XPPen/HUION)の中から、2025年現在の初心者向け鉄板モデルを、予算別に厳選してご紹介します。

初めての液タブにおすすめモデル3選

【王道・安心感】Wacom One 液晶ペンタブレット 13

Wacom One 液晶ペンタブレット 13
ワコム直営店限定モデル Wacom One 液晶ペンタブレット 13 touch USB-C Cable DTH134W0D

業界最大手Wacomの入門機。プロ用モデルに比べると性能は控えめですが、描き味の自然さ、ペンの追従性、ブランドとしての信頼感は抜群です。「迷ったらコレ」と言える、最も失敗のない選択肢。約3〜4万円。

【コスパ・性能】XPPen Artist 12セカンド

XPPen Artist 12セカンド
【日本限定】XPPen 液タブ Artist 12セカンド 豪華版 X3チップ搭載ペン…

近年、急速にシェアを伸ばしているXPPenの製品。低価格ながら、視差が少ないフルラミネーションディスプレイや、高いペン性能を備えており、コストパフォーマンスでWacomを凌駕します。特に最新の「Pro 14 (Gen 2)」は、プロ機に迫る性能を持ちながら7万円台と、価格破壊的なモデルです。約2.5万円〜。

【大画面・低価格】HUION Kamvas 16 / 22 Plus

HUION Kamvas 16 (Gen 3)
HUION 液タブ 液晶タブレット Kamvas 16(Gen 3) 15.8型…
HUION Kamvas 22 Plus
HUION 液タブ Kamvas22 Plus 液晶ペンタブレット 21.5型…

「小さい画面は嫌だ!でも予算は抑えたい!」というワガママを叶えてくれるのがHUIONです。16インチや22インチといった大画面モデルを、驚くほどの低価格で提供しています。とにかく大きなキャンバスで、のびのびと描きたい方におすすめです。約4万円〜。

コスパ最強の板タブおすすめモデル3選

【THE・定番】Wacom Intuos Small / Medium

Wacom Intuos Small
【Amazon.co.jp限定】 Wacom(ワコム) ペンタブレットIntuos Smallワイヤレス…
Wacom Intuos Medium
【Amazon.co.jp限定】ワコム ペンタブレット Wacom Intuos Mediumワイヤレス…

長年にわたり、初心者向け板タブのスタンダードとして君臨し続けるモデル。描き味の安定感、壊れにくい堅牢性、困った時に情報が見つけやすい安心感は、他の追随を許しません。Smallサイズなら約1万円、Mediumでも約2万円前後と手頃です。

【超低価格】XPPen Deco Mini7 / Deco L

XP-PEN Deco Mini 7W
XP-PEN ペンタブレット Deco Mini 7W
XPPen Deco LW
XPPen ペンタブ Deco LW ワイヤレス Bluetooth対応…

「まずはデジタルイラストがどんなものか試してみたい」という方に最適な、エントリーモデル。5,000円を切る価格ながら、十分なペン性能とショートカットキーを備えています。この価格で始められるなら、合わなくても後悔はありません。

【Bluetooth対応】HUION Inspiroy Dial 2 / Giano

HUION Inspiroy 2
HUION ペンタブ ペンタブレット Inspiroy 2 10.5 x 6.56インチ…
HUION Inspiroy Giano
HUION ペンタブレット 板タブ 13.6×8.5インチ Inspiroy Giano…

ワイヤレス接続に対応し、ケーブルの煩わしさから解放してくれるモデル。物理的なダイヤルコントローラーを搭載するなど、価格以上の高級感と機能性で、作業効率を格段に上げてくれます。板タブでも快適さにこだわりたい方におすすめ。約1.5万円〜。

【プロの視点から】よくある質問に最終回答

結局、絵が上手くなるのはどっちですか?

どちらでも変わりません。絵の上達は、機材の性能ではなく、どれだけ多く、正しく描いたかで決まります。大切なのは、自分が「描きたい!」と心から思え、モチベーションを維持できる機材を選ぶことです。

プロの漫画家やイラストレーターは、どっちを使っている人が多い?

傾向はありますが、両方使われています。カラーイラストがメインのイラストレーターは、色の確認がしやすいため液タブ派が多いです。一方、線画が中心で、作業スピードと効率を重視する漫画家やアニメーターの世界では、今でも板タブ派が多数存在するようです。一概に「プロは液タブ」とは言えません。

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液タブ選びで迷ったらコレ!憧れのイラストレーター・漫画家が愛用する機材から学ぶ「最適解」

最初は安い板タブで始めて、後から液タブに移行するのはアリですか?

最も賢明で、おすすめできる王道ルートです。板タブでデジタルの基本操作やショートカットキーに習熟しておけば、後から液タブに移行した際に、その性能を120%引き出すことができます。最初に低コストで「デジタル作画自体が自分に合うか」を見極められるため、リスクが非常に少ないです。板タブは液タブ導入後も、サブ機や持ち運び用として活躍し続けます。

まとめ:最高の相棒を見つけて、お絵描きライフを楽しもう

液タブと板タブ、それぞれの本質的な違いから、具体的なおすすめモデルまで、徹底的に解説してきました。最終的に、どちらを選ぶかの決め手は、あなたの「予算」「作業スペース」、そして「どんな創作スタイルを心地よいと感じるか」という3つの要素に集約されます。

完璧なデバイスは存在しません。どちらを選んでも、一長一短があります。
しかし、最も重要なのは、高価な機材を揃えることではなく、
「描きたい」というその情熱を、実際に行動に移すことです。

参考文献

 

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